原田メソッドを1ヶ月実践してみての感想

原田メソッドを1ヶ月実践してみての感想 未来

原田メソッドを2019年1月から開始し、約1〜2ヶ月ほど経過したので、その感想をお伝えします。個人的に2019年一番やってみて良かったものに入っているので、ブログで紹介させてください。

なお、今回私はwebセミナーを購入してから、実施したので、他の本を購入したり実際にセミナーに参加された方とは異なる可能性があるので、ご留意ください。

原田メソッドとは

原田メソッドを1ヶ月実践してみての感想

原田メソッドとは、大阪で中学校教師をしていた原田さんが、顧問だった陸上部を何度も優勝に導いたときに使ったコーチングの手法をビジネスにあてはめたメソッドとなります。

既にビジネスパーソンを6万人以上セミナーやコーチングを実施してきた実績をもとに、かなり考え抜かれた目標達成へのスキームとなります。
一般的なコーチングと異なる点は、「人格」を鍛えるということを前提としており、人格の上に人の成長が成り立つという、当たり前ではあるが、口に出すと怪しく宗教っぽく思われそうな内容を堂々と話している姿は、やはり中学教師の経験が活かされており、日々ビジネスのことなど、目の前のことに忙殺されてしまいがちなビジネスパーソン(私)に対して、良い気づきを与えてくれます。(けっこう、ここの部分がうさんくて、偽善っぽい話しですが、好きです)

原田メソッドの主な内容

原田メソッドを1ヶ月実践してみての感想
主な機能として3つで構成されています。

1つ目に、理想や目標を考えるための「原田式長期目的・目標設定用紙」。こちらに自分がどのような状況であれば目標が叶いやすいかなども自分で振り返ることができるツールとなっており、自分自身の頭が整理されます。

2つ目に、ルーティンチェック表というものがあります。習慣化を実践していくためのツールであり、目標達成には日々の習慣が大事であり、その日々の習慣の達成未達成を可視化することにより、ルーティンによる実施した内容の効果だけでなく、自信もついてくるようなツールとなっています。

3つ目に、日誌があり、日々の予定・行動を記載することにより、日々の学び・改善を振り返ることができるようになっているツールとなります。

原田式長期目的・目標設定用紙

原田メソッドを1ヶ月実践してみての感想
「原田式長期目的・目標設定用紙」は、自分の理想と向き合う必要があるため、かなり考える時間が必要です。

最低でも、1〜2時間を使いながら、ゆっくり自分が本当にしたいことが何かというのを振り返りましょう。

理想を出してから、その理想のためにどのような習慣化が必要か、期間を通してどのようなマイルストーンを置くかというものを定めていきます。

定めたあと、その目標を達成するために、どのような環境にする必要があるか、どのように人を巻き込んでいくかを考えます。

最後に、自分がいままでハイパフォーマンスだったとき、ローパフォーマンスだった時を思い出し、どのようにすればハイパフォーマンスになるかを記載していきます。

目標から、自分の強み・弱み、日々の行動目標、マイルストーンから達成に向けた巻き込む人の定義までを実施することにより、とても自分の思考が整理され、自分ならこの目標を達成できるのではないかと思わせてくれます。

何度も年始に目標を立てては途中でなかったコトにしていた状況を、思考を深めて整理することにより、より意識が高まるため、この時点でもとても勝ちがあると思います。

目的・目標達成のためのルーティンチェック表

「目的・目標達成のためのルーティンチェック表」は、日々習慣化したい内容をチェックすることにより、意識化と達成未達成の可視化による自信をつける役割ともなる。

五常・アンド・カンパニー代表の慎 泰俊さんが実施している「自省チェックリスト24」も似たようなものであると思う。

原田メソッドを1ヶ月実践してみての感想
【保存版・チェックシート】慎泰俊、成長し続けるための自省リスト

自分自身、このチェックリストが最も効果的であったように感じる。
日々、なんとなくやりたかったけどやれなかったことなどが、着実にできるようになるし、どんどん埋まっていく状況を楽しむことができる。

個人的には効果のあった部分、なかった部分を付けたり貼ったりしたspradsheetを運用しているので、もし興味がある方いればそのspreadsheetをシェアします。

これを継続して成功させるポイントは、「人を巻き込む」、「ルーティンタスクをできる限り小さくする」ことだと思う。

「人を巻き込む」

慎さんの記事を読んで、直ぐに行動に移したがその時は2週間位で辞めてしまった。このときも友人は誘ったが、誘って終わりその進捗状況をシェアしたりすることがなかったため、継続しなかった。

現在、一緒に会社やっているメンバーが一緒にやっている状況とともに、煽りあえる状況があることで、少なからずやらないといけないという気持ちにさせてくれる。本当に周りに感謝ではあるが。。

「ルーティンタスクをできる限り小さくする」

こちらはその後に、「小さな習慣」という本を読んで、習慣化に必要な要素を予め知ることが出来ていたため、原田式ルーティンチェックシートは継続できている。

現在では、13個のルーティンを表記しているが、最初は5個位から、かつ全部合わせても5分もかからないルーティンばかりにした。
それにより、朝の仕事始め前、お昼休み、夜の寝る前など思いついたときに一気にやってしまうことも可能な状況にしていたことにより、とても気分よく継続し、かつ自信がついてくるという好循環になっている。

日誌

日誌とは日々の行動を振り返るためのツールとして用いられている。

主には前日に翌日の行動を決めてスケジュールを細かく記入する。これは予定だけでなく、起床や御飯の時間、移動時間、移動時間に何をするか、仕事の中でもどのタスクをするか、などを細かく記載する。

そして当日は、常にカレンダーを意識しながら、何時から何時までどのような活動をしていたかなどを細かく記入していく。
そうすることで、昨日立てた計画とのギャップを確認することができるようになる。

常に時間を意識するようになるため、とても生産性が高く日々を過ごすことが可能となる。
また、当日の振り返りとして、「良かったこと」「もう一度やり直すなら何をしていたか」「目標達成に向けてヒントとなった言葉や出来事」などを記入する欄もあり、一日を振り返ることができるようになる。

これは、日々惰性で過ごしていると、気づけなかったことにも目を向けるキッカケを与えてくれるため、一日一日を大事に生きるためにとても良いツールだと感じる。

原田メソッドをおすすめできる人できない人

お勧めできる人

現状、自分自身の課題が明確になっている人にはとてもとっつきやすく、かつ理想から現実に落とし込んでいくプロセスまで細かく決まっているのでとてもおすすめです。

私自身、「継続ができない」という課題を感じていたので、その課題が何故起きているかなどを分解・整理し、かつ行動につなげてくれるツールとなったので、とても有用であった

お勧めできない人

既にフランクリンプランナーやGMO熊谷さんの夢手帳などを活用していて、実践できる人にはほぼ既知の情報でありやり方であるので、あまり効果はないかと思う。

日々楽しく、かつ満足しており、目標もない方にはそこまでおすすめしない。
日々のタスクが多いため、明確な目標がない方には継続することは厳しいと感じる。一方で目標を振り返ったり考えたりするシートはあるので、それでより高い目標となる方もいると思うので、何かしら少しでも現状モヤモヤしている状況があればオススメする。

また、関西人が関西弁で、少しくさいこと(日々ゴミ拾いとか社会に貢献できることをしようぜ)と言っているので、そういったことに対して、アレルギーがある方はおすすめしない。

最後に

原田メソッドを1ヶ月実践してみての感想
2019年1月から初めて、生産性が高まったとともに、自信もついている状況で仕事に励めているため、少しずつ自分の理想に近づいているという実感が非常に高くなっている。

社会人1年目、いや中学生とかから始めている人はどのようなひとになるのかと思うくらい、密な日々を過ごすことができるようになるので、是非オススメします。

もっと聞きたいことがあるとかオリジナルルーティンチェック表を見たいという方は、ぜひご連絡ください。

タイトルとURLをコピーしました