アトピー日記(アトピーモニタリング方法)

アトピー日記 アトピー日記

みなさんは、どのようなときにアトピーが良くなったり、どのようなときにアトピーが悪くなったりとイメージはありますでしょうか。

僕の場合は、ほとんどの場合で夜の寝ているときに掻いていることが多く、その寝ているときに如何に掻かないかを考えるのがポイントとなっています。

寝ているときに掻かないときの感覚値としては、
・肉体が異常に疲労しているとき
・睡眠時間が圧倒的に足りていないとき(睡眠時間が足りていないときは皮膚の再生が悪く感じるので結局調子が悪い日との引き換えになります)
・とてもrelaxして就寝した日
・部屋を清掃し、気分晴れやかに寝た日
などなど、かなり気分が影響しているのも多い気はしますが、感覚地としてあります。

そんな感覚値を自分自身で、少しでも数字として自分科学化できると、アトピーの状態が良い日の比率をあげれるんじゃないかと思い、アトピー日記をつけ始めました。

日記の運用方法

アトピー日記

とても簡単です。
項目を作ってからは、毎日googleのspreadsheetにて記録をつけるだけ、5分もかからずに毎日終わります。

日時で記入しながら、週次で振り返りをして、項目の再整理や次週の目標などを考えています。
5分もかからないので、朝一の仕事を始める前に入力するようにしています。一方で、毎日入力を絶対視することでストレスに繋がっても逆効果なので、2〜3日に一度になってしまう場合もありますが、それでも思い出す範囲で入力していきましょう!

気軽な気持ちで、重くならない程度に始めることがポイントです。

日記の項目

日記の項目については、自らアトピーと関連があるのではないかと思う項目を入れています。
僕は、アトピーは人によって症状の原因が異なっていて、同じ工夫や治療をしても全く異なる結果が出てくると考えている派(いろんな良いと言われる口コミを体験した身として)なので、こちらは皆さんで項目を作ってみてください。

そして、もし何か効果があるのではないかと思った内容があれば、ぜひ教えてください!

夕食について

夕食終了時間

夕食終了時間は、就寝時間の何時間前に食事を摂取する方が、胃腸に負担をかけないという記事を読み、胃腸に負担=アトピー悪化という観点から記録するようにしています。

正直、どこまで効果があるかはわからないですが、就寝直前に食事を摂ることで睡眠の質が下がっている感覚を過去に持ったことがあるため、こちらは継続して記入しています。

食べたもの(ざっくり)

炭水化物の摂取しすぎなどが胃腸への負担をかけてしまうという記事を読んだので、食べたものも少し記入するようにしました。
ただ、自分の場合、
・食事制限=ストレスに繋がるとも感じている
・一人暮らしで外食メインの食事をしている場合に、なかなか炭水化物を減らすことが難しい(ダイエットをしている人はコンビニ飯をしている人も多いが、個人的に添加物も気になるため、それよりは炭水化物のほうが自分的には良いのではないかという結論に至っている)
という観点から、そこまで重要してはしていない。ただただレコーディングするのみ。

満腹具合

腹八分で終えると、睡眠の質が上がっている気がするため、こちらも記録している。
一方で、食事の楽しみは自分自身の気持ちの落ち着きには重要なので、そこまで重視していない。

就寝前直前行動

こちらも就寝前にブルーラートを浴びることで交感神経が優位になるという本を読んだため、睡眠の質の低さ=掻破行動に繋がるのかと思い、記録している。

運動

肉体的疲労は、モロに睡眠の質に繋がるため、こちらも記載している。
運動については、患者会にいろいろ行ったが、8割くらいの方は汗をかくことで、アトピーが悪化するということを聞いています。各人の判断で運動をするか否かを決めた方が良さそうです。

いちよう自分自身、発汗することで痒くなるのもあるが、汗をかいてすぐにシャワーを浴びたら問題ないため、自分は運動をしています。

個人的に運動のポイントとしては
・汗をめちゃめちゃかけるか
・すぐにシャワーを浴びれるか
・運動しながら掻くのを忘れるほど熱中できるか
ということがポイントになるかと思っています。

結論としては、b-monsterというボクササイズやfeelcyleというバイクサイズに行くことで良い運動環境を得ることができています。
めちゃめちゃ運動神経が悪いのでチームスポーツをしていないですが、もしチームスポーツが得意な場合は、それも痒み忘れれるくらい楽しめますよね。

掃除関連

血液検査の結果で、ハウスダストとダニは常に最も高い数値を出しているため、下記の項目はいつに掃除をしているかを把握するために記録しています。
アトピーが酷くなると、何もしたくなくなり掃除をしなくなるため、いつから掃除をしていないなどを自ら把握することで、自身の状態を客観的に把握できています。

・掃除機をする
・拭き掃除をする
・シーツ変える

睡眠について

睡眠については、sleepcycleを使って、睡眠の記録を取っています。
就寝時間とともに、快眠度も出るため、何が快眠度に影響を与えているかを把握することができます。

一方で、この数字と自分の感覚値が異なる気はするので、そこまで重要視はしていないです。ただただ、就寝記録として使っています。

・睡眠時間
・快眠度
・朝の気分

Itch Tracker

こちらは掻破行動を把握することができるアプリとなります。
この確からしさもわからないですが、1年前くらいにNestlé Skin Healthがapple watchアプリとしてリリースし、その後ヒルロイドを作っているマルホ製薬が日本の使用権を購入したアプリとなります。

・掻く時間
・掻く時間/睡眠時間

掻いた時間と自分自身の症状の感覚はまずまずというところで、そこまでフィットしている感もないですが、新しい試みとしては面白いので活用しています。

自分自身のデータを送ることで、少しでもアプリの改善にも繋がったらな良いなとも思い、一協力者として毎日つけています。
ただ、非常にアトピーがひどいときは、夜中に手首が痒くなり外してしまったりもするので、その他の方法も考えてみたいと思います。

薬について

ステロイド

僕は、そこまでステロイド忌避の人間でも無いですが、とはいえ「使えば使うほど、効果がなくなる」「どんどんランクが上がっていく」などを感じており、持続性はないと考えているので、体調が悪いときに塗る(週に一度くらい)ということを繰り返して生活しています。

こちらはアトピーの学会に出席したときに、プロアクティブ療法としては確実に異なる手法となりますので、医療従事者の方とは異なる意見かもしれませんし、プロアクティブ療法にチャレンジしたことがない身としては、一度実施してみたいと持っているのです、現在は定期的に通院しているクリニックもないため、いつも通りステロイドをときどき塗るという方法で進めています。

そのステロイドをいつ塗ったかを把握することで、塗っていない期間が伸びたときの喜びを感じるために、記録しています。

薬塗る

こちらはその他に保湿などをどこに塗ったかを把握するために記録しています。
記録するのが面倒なので、前進にヒルロイドなどの1文くらいしか記載していないです。そこまでモニタリングが意味あるか疑問の内容になっています…

最後に

実際の皮膚科学会が出しているアトピーのガイドラインの項目とは大きく異なるため、医学的には有用な内容ではないかもしれないが、自己満足日記としてはとても有用であると感じています。

自分自身、この日記を通して自らの行動を振り返り、アトピーと向き合うという観点のみでも効果があると感じているので、是非オススメします。
なお、項目内容については、自らアトピーに関連するのではないかと思う生活習慣を項目に入れて、是非試してみてください。

僕のシートは、twitterもしくはLINEにてご連絡をいただければ見せることも可能ですし、テンプレートspreadsheetをお送りすることも可能です。
ぜひご連絡ください。

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